人には2種類の欲求がある。
「もっと成長したい」 「もっといい生活をしたい」というポジティブな欲求と、「失敗したくない」 「難儀をしたくない」 「もめたくない」という様なネガティブな欲求がある。そのポジとネガの割合がその人を形成し人生を決めてしまう事もある。一見、ポジティブに生きた方が良い様に見えなくもない。
しかし、思風先生は一つの事柄が相反する二つの意味を持っており対立する二つの解釈が、その事柄についてともに成り立つ(両義性)言い、ポジもネガも肯定している。
ちょっと難しいので、私なりに表現すると、「人はネガティブだから成長でき、ポジティブだから前に進める」と受け止めてはどうだろうか。